みなさんこんにちは!
企業のビジョン実現を応援する財務戦略パートナー、株式会社AMMCです。
今日は「経理内製化(自計化)し、経営を加速させる」をテーマに書きたいと思います。
経理を内製化するとどのようなメリットがあるのか、またどのようなデメリットがあるのかを考えていきます。
★主なメリット
1. 意思決定のスピードと精度が向上
・データをリアルタイムで把握できるため、迅速かつ的確な判断が可能。
・感覚や経験に頼らず、数字に基づいた脱ドンブリ経営が実現。
2. 現場主導の改善が可能に
・各部門が自らのデータを把握・分析できるため、現場レベルでの改善活動が活性化。
・「経営層からの指示待ち」ではなく、「現場からの提案」が増える。
3. 業務の効率化と属人化の解消
・手作業での集計や報告作業が不要になり、業務負担が軽減。
・特定の人に依存せず、誰でも同じデータにアクセスできるようになる。
4. 透明性と信頼性の向上
・データの出所や計算方法が明確になるため、社内外の信頼性が高まる。
・ガバナンスや内部統制の強化にもつながる。
5. 継続的な改善(PDCA)の加速
・データに基づく振り返りが容易になり、PDCAサイクルを高速で回せる。
・KGI、KPIの達成状況を常に可視化できる。
最大のメリットとして、月次決算の早期化と意思決定の精度向上が考えられます。
早期に状況を把握する事で、次の一手を取りやすくなります。
一方で、デメリットとして以下のものが考えられます。
★主なデメリット
1. 初期導入コストと工数がかかる
・システム構築やデータ連携のためのIT投資が必要。
・業務フローの見直しや、従業員への教育・研修も不可欠。
・人材確保が必要になることがあり、人件費の高騰のリスク。
2. データの整備が前提
・正確な自計化には、統一されたデータ形式やクレンジングが必要。
・データが不正確・不完全だと、誤った判断につながるリスクがある。
3. 属人化の逆戻りの可能性
・自計化が進んでも、特定の人しか使いこなせない状態になると、新たな属人化を生む。
・ツールの使い方や分析スキルの格差が課題になることも。
4. 過信による判断ミス
・データに基づく判断がすべて正しいとは限らない。
・現場の感覚や経験を軽視すると、柔軟な対応ができなくなる可能性も。
5. セキュリティとプライバシーのリスク
・データを社内で広く共有することで、情報漏洩のリスクが高まる。
・特に個人情報や機密情報を扱う場合は、厳重な管理が必要。
6. ツール依存のリスク
・特定のBIツールやクラウドサービスに依存すると、ベンダーロックイン(乗り換え困難)になる可能性がある。
・サービス停止や価格改定などの影響を受けやすい。
デメリットを解消し、メリットを最大限活かすことにより、事業成長を更に加速させましょう!
㈱AMMCは経理内製化の導入支援を行っております。
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